麻酔の注射が痛いと思われている方
麻酔注射の痛みの原因について
下記が麻酔注射の痛みの原因と言われています。
※ロンドン大学客員教授・松本歯科大学教授、笠原浩教授の論文を参考にしています。
- 敏感な組織への刺入
例:骨膜下注射、歯髄内注射(歯の神経への直接の麻酔)、切れない針の使用 - 強圧による組織損傷
例:術者(歯医者)の手が痛くなるような強圧注射 - 注射液の変質
例:強酸性の注射液(期限切れによる変質) - 組織の虚血(後疼痛)
例:歯肉が真っ白になるような浸潤麻酔 - 感染(後疼痛)
例:不潔なポケット付近での歯根膜注射
このような麻酔は絶対に避けなければいけません。不安や恐怖感は、痛みを増幅します。
そのため、ハシモトデンタルオフィスでは下記を実践しています。
当院での痛みの軽減への取り組み
- 患者様との対話と
十分な説明患者様との信頼を得ておくことが、なにより重要と考えております。 - 無用な刺激を避ける器具などが患者様の目に触れないように気を配り、患者様がリラックスできるような院内づくりを心がけております。
- 注射前には予告します「ちょっとチクッとしますよ」などの説明をします。
- 鎮静法の応用とくに低濃度の笑気吸入鎮静法が有効です。
- GSL麻酔法「GSL麻酔法とは、痛くない麻酔の打ち方です。
Gently,Slowly and with Light pressureの頭文字をとったもので、「そーっと静かに、ゆっくり、強圧を加えずに」という意味です。