歯の根っこの治療についてのQ&A

よくある質問

細菌を取り残した状態で、詰め物をしたり、かぶせ物をしてしまうと後々トラブルが出てきて大変な思いをすることになるので、根管治療は非常に重要な治療になります。
治療期間は、早い場合には2~3回で終わることもありますが、長い場合には1~2ヶ月位かかることもあります。(私の知り合いで、2年という人もいました)

いつまでたっても直らない場合には、歯が割れていたり、歯根の形が非常に複雑だったりする可能性もあり、抜歯や根の先を切る手術(歯根端切除術)が必要になることもあります 。

根っこの治療(根管治療)とは、リーマーやファイルと呼ばれる器具で、細菌に感染してしまった歯質や神経を徹底的に除去し、歯の根の病気(根尖病変)を治療・予防するものです。
虫歯が歯髄まで進行(C3以上)した場合や、根の病気になってしまった場合は、この根管治療が必要になります。

しかし、この根管治療は実はかなり難しいのです・・・。
根っこの中を直接見ることができず、形も人それぞれなので、完全に細菌を取り除くことが非常に難しいのです。

細菌を取り残した状態で詰め物やかぶせ物をしてしまうと、後々細菌が増殖してトラブルが出てきてしまうことがあります。
後からトラブルが出てきてしまった場合には、ほとんどのケースで治療した詰め物やかぶせ物は作り直さなければならず、最悪の場合は抜歯になってしまうこともあります。