虫歯についてのQ&A

よくある質問

虫歯ができるのは、下記の4つの条件がそろった時と言われています。

  1. 歯がある
  2. 虫歯菌(ばい菌)がいる
  3. 食べかす(砂糖など)が口の中にある
  4. それらの状態が一定時間以上続く

このうちどれか1つでも欠けると虫歯にはならないと言われています。

虫歯の最適な予防方法は、歯磨きです。

お母さんのお腹の中にいる間の赤ちゃんのお口の中に細菌はいません。
しかし「オギャ~」と産声を上げて生れ落ちた瞬間から、お口の中には何種類もの細菌が住み着きだします。この細菌の中には良い菌も悪い菌もいるのですが、虫歯菌もその1つです。

最近の研究で、お母さんから赤ちゃんに移ることが分かりました。つまり、お母さんのお口の中が不衛生な状態だと、生まれてきた赤ちゃんのお口の中に住み着く虫歯菌の数も増えてしまい、将来的に虫歯になりやすくなってしまうのです。

これからお母さんになる人は、虫歯や歯周病の治療をしっかりとしてから出産に備えることをお勧めします。そうすることで、自分自身の歯を守るだけではなく、生まれてくる赤ちゃんの歯を守ることにもなります。

一般に歯の神経と言われる部分は、歯髄(しずい)です。
歯髄とは、歯の根の先から歯の中心部を通っている血管や神経、その他の組織のことです。これらの組織は歯に栄養を送る働きがあり、歯は生きています。 それを取ってしまうと、歯に栄養を送ることができなくなり歯が死んでしまいます。
神経を取った歯は、神経のある歯に比べるともろくなって歯が割れやすくなるので、かぶせ物などを被せて、歯が割れないようにします。

虫歯は、風邪や腹痛と違って自然治癒力でいつのまにか治ってしまったという事はありません。虫歯は初期のうちに発見すれば、治療も簡単です。
定期的な検診を心掛けて、虫歯の予防・早期発見で自分の歯を大切にしましょう。

患者様が理解しにくいことの中に「クリーニングばかりを勧められる」「治療の前にクリーニングを勧められる」ということがあると思います。
病気を治すための治療の大原則は「原因の除去」です。病気になった原因を取り除いてあげないと、何度も病気を繰り返します。

虫歯も病気の一つで、原因は虫歯菌です。その虫歯菌を取り除くのに最も効果があるのが、クリーニングと歯ブラシです。

虫歯で穴が開いた歯を詰めることだけでは、原因を取り除くことはできないのです。
歯医者の教科書にも書いてあることですが、下記の流れが最も理想的な治療です。

  1. 虫歯ができた
  2. 原因(虫歯菌)除去として、歯ブラシ指導や口の中の清掃
  3. 虫歯治療

虫歯の大きさによります。
ものすごく虫歯が大きくて、完全に神経に虫歯が達しているような場合は、神経を取らなければいけないと思います。
レントゲンを診て虫歯が神経に達しているかどうかギリギリの時は、まず麻酔をして慎重に虫歯を取っていきます。(数日痛みなどが出ないか様子をみたり、当日に最終の詰め物をする場合もあります。)

特に問題がなければ、後日神経を保存したまま埋めたり、金属を入れる治療をします。ただ稀に痛みなどが出る場合があり、その時は残念ながら神経を取る治療を後日行います。

基本的に神経がある方が歯は長持ちするので、残せる神経はしっかりと残していきます。

神経を取った後に痛みが出る原因はいくつかあります。
ひとつは、神経を取るということは神経を根の先端で引きちぎるということですので、神経を取った傷口の痛みです。

他には、麻酔の針をさした時の痛み、仮の蓋のかみ合わせが悪くても痛みが出ることがあります。

何もしていない時や、食事以外の時に噛みあわせても痛みがなく、反対側で食事をしても痛くないようであれば、様子を見ても大丈夫かと思われます。

気になることがあれば、すぐに受診することをおすすめします。